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和名 ケンロクエンキクザクラ
撮影者:千葉県 三浦久美子様
    撮影地:新宿御苑
漢字表記 兼六園菊桜
別名・異名
古名
語源 和名は、金沢市の兼六園に見られる菊咲きのサクラの意から。
属名は、ラテン語のcerasus(=桜樹)から。
種小名は、「鋸歯状の」の意。
品種名は「球状花の」の意。
学名 Cerasus serrulata 'Sphaerantha'
英名
仏名
独名
伊名
西名
葡名
漢名
植物分類 バラ科サクラ属
園芸分類 落葉高木
用途 庭園樹/公園樹
原産地 日本
花言葉 優美、永遠の愛
解説 ケンロクエンキクザクラは、バラ科の落葉樹である。本種は金沢の兼六園に原木から増殖された品種である。4月下旬~5月上旬頃、枝先の葉腋に散房状に3個の花をつける。1個の花の花弁数は300個以上となる。花色は蕾時には濃紅色で、開花の進行と共に退色し、散り際には白色へと変化する。咲き方は菊咲きで、中心部に緑葉化した雄蘂を持ち、内側の花弁は濃紅色で小さくなる。落下時には花柄と共に散る。
履歴 本種は、かつて金沢の兼六園に原木が存在し、昭和3年(1928)に国の天然記念物に指定されていた。しかし、その原木は、昭和45年(1970)に枯死している。
原木が枯死する以前に、京都の桜守・佐藤藤右衛門氏により枝接ぎ、育成され、兼六園に戻されている。現在は、2代目の本種が兼六園に2本存在する。
県花・国花
古名1
古典2
季語
備考