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和名jp カショウ
撮影者:千葉県 三浦久美子様

撮影地:東京都薬用植物園



撮影者:東京都 山口米子様↓

↑撮影地:東京薬科大学↓
 
漢字表記 花椒
別名・異名
other name
ホアジャオ(花椒)
カホクサンショウ(華北山椒)※備考欄参照
シセンザンショウ(四川山椒)
チュウゴクサンショウ(中国山椒)
チュウカザンショウ(中華山椒)
古名
old name
語源
etymology
和名は、実が赤く色づくと花が咲いているかのように見えることから。
属名はギリシャ語のxanthos(=黄色)とxylon(=材)の合成語から。
種小名はドイツ系ロシア人植物学者で中国北部の植物を調査したAlexander Georg von Bungeへの献名。
学名sn Zanthoxylum bungeanum
英名en Sichuan pepper
Szechuan pepper
Chinese prickly-ash
Prickly-ash
仏名fr
独名de
伊名it  
西名es
葡名pt
漢名ch 花椒
蜀椒
秦椒

胡椒木

大椒
植物分類 ミカン科サンショウ属
園芸分類 常緑小木
用途use 香辛料(果実)・薬用(果実・果皮)
原産地
distribution
中国北部
花言葉
解説
description
カショウは、ミカン科の常緑樹である。樹高は3~7m程度となる。我が国で見られるサンショウは雌雄異株であるが、本種の場合は雌雄同株である。若枝は白味を帯びており、枝や幹には鋭い棘が2個づつつく。幹には刺或いは疣状突起があり、樹皮は灰黒色となる。枝には刺が対生して付く。葉は長さ8~14㎝程度の奇数羽状複葉で、5~11個の小葉を持ち、枝に互生する。小葉は長さ2~7㎝、幅1~4.5㎝程度の長楕円形~広披針形で、縁部には鋸歯があり、先端部は尖る。葉質は薄く、若葉の表面には幾分光沢があり、葉裏は幾分白味を帯びている。3~5月頃、径4~5㎜程度で黄緑色の花を葉腋につける。花被片は6個。花後には、径4㎜程度の蒴果がつき、緑色を経て赤熟する。秋に、果実は裂開して、中から黒くて光沢のある種子が落下する。
履歴
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考 ※「華北」とは、中国北部の地区名で、北京・天津両市と河北・山西・山東・河南の4省にわたる地域を呼んだが、新中国成立後、河南省は中南区に、山東省は華東国含まれ、残った地域に内モンゴル自治区を加えた地域を「河北区」と呼んでいる。