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和名jp カンラン
撮影者:埼玉県 勝安房様 
漢字表記 橄攬
別名・異名
other name
ウオノホネヌキ
サモチン(タイ語名)
カナ(タイ語名)
古名
old name
語源
etymology
和名の「カンラン」は漢名「橄攬」の音読みから。別名の「ウオノホネヌキ」は、未熟な果実の果汁を飲むと喉に刺さった魚の骨が取れるとして用いられたことから。
属名は、canari(=カンランのマレー語名)を語源としている。
種小名は「白色の」の意。
学名sn Canarium album L.
英名en Chinese Olive
White olive
仏名fr
独名de 撮影地:小石川植物園→
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 橄攬
泰名th  สมอจีน 
กาน้า
植物分類 カンラン科カンラン属
園芸分類 常緑高木
用途use 食用(果肉・種子)・採油(種子)・薬用(果実・種子)・用材・庭園樹・街路樹・公園樹
原産地
distribution
中国南部~ヴェトナム・カンボジア・タイ・ラオス・フィリピン
花言葉
解説
description
カンラン(橄攬)、カンラン科の常緑樹である。雌雄異株。原産地の項に記した地で、標高400~1300m級高地の山の斜面や谷筋の原生林に自生する樹種である。更に二次林でも栽培されている。樹高は7~25m(最大35m)程度となる。葉は長さ6~14㎝の槍形~卵形の小葉を数対持つ複葉である。開花時には、葉腋から円錐花序を出し、白色4弁の花を多数つける。花後には、長さ25~35㎜、径20㎜程度で紡錘形の果実をつける。カンラン(橄攬)は、果実の形がオリーブに似ているところからチャイニーズ・オリーブとも言われる。果肉には酸味がある。塩漬け、砂糖漬け、蜜漬け等にして食用にする。また、果実酒にも用いる。
履歴 我が国へは、明治維新の頃に渡来する。
県花・国花
古典1
古典2 『和漢三歳図会』、『物類品隲』、『物品識名』、『本草綱目啓蒙』
季語
備考 オリーブに「橄攬」と漢字表記するのは本来誤用である。
『パイプのけむり』 巻数 頁数 タイトル
6 40 「橄攬」