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検索名  カート 
和名jp アラビアチャノキ
漢字表記 亜剌比亜茶木
別名・異名
another name
カート
古名old name
語源
etymology
和名はアラビアおよびその周辺国でお茶のような嗜好品として本種を用いることから。特にアラビア半島で生産されている。因みにツバキ科の「チャ(茶)とは無縁で、本種はニシキギ科の樹種である。
属名は、この植物のアラビア語名から。
種小名は「食用可の」の意。
学名sn Catha edulis
英名en Bushuman's tea
Khat
Qat
Cat
Miraa
Jaad
仏名fr Khat
Gat
Kat
    撮影者:東京都 山口米子様
撮影地:星薬科大学薬用植物園
独名de kathstrauch
Abessinischer tee
伊名it Qat
西名es Gat
Khat
Cat
Tschat
Miraa
葡名pt Qat
Khat
cat
Tschat
miraa
漢名h 巧茶
阿比西尼亜茶
衣索比亜茶
索馬利亜茶
阿拉伯茶
葉門茶
布希曼茶
迷拉
東非罌粟
卡塔葉
卡特草
恰特草
植物分類 ニシキギ科アラビアチャノキ属
園芸分類 落葉低木
用途use 薬用・嗜好品
原産地
distribution
原産地は特定されていない。
花言葉
解説
description
アラビアチャノキは、ニシキギ科の常緑樹である。樹高は1~5m程度となる。(最大10mにも及んだという記録もあるという。)本種は、中東~アフリカ諸国で育成されている樹種であるが、概して標高1000~2500m程度の高地で、比較的乾燥した地域で育成されているという。低地では標高500m程度でも育成が可能という。若枝は赤味を帯びている。葉は、長さ5~10㎝、幅1~4㎝程度の狭楕円状で、縁部には虚子があり、先端部は尖り、基部では葉柄状に狭まり枝に対生する。葉腋から円錐花序を出し、白色5弁の小花を多数つける。花後には3弁を持つ朔果で、1~3個の種子を持つ。本種から得られる抽出液からは、苦味、甘味、芳香性がある。本種の葉には覚醒作用をもたらすアルカロイドの一種カチンが含まれており、新芽の葉を噛むことで高揚感や多幸感を得られるという。ただし、アルコールやコーヒー等の刺激物を飲み慣れているいる人間にはほとんど効果が無い。使用は、新葉を噛み潰し、噛み屑を頬の内側に貯めながら、その汁を飲み下すという。
履歴 本種は、飲酒が禁じられているイスラム世界では、酒の代用品としての嗜好品として流通を見ている。しかし、世界の多くの国ではその取引が規制を受けている。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考