←トップ頁へ

和名jp フランスカイガンショウ
上3図撮影者:東京都 山口米子様

撮影地:都立林試の森公園
 
下3図撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

↑撮影地:東京都薬用植物園↓

撮影地:小石川植物園↓
漢字表記 仏蘭西海岸松
別名・異名
another name
カイガンショウ(海岸松)
カイガンマツ(海岸松)
フッコクカイガンショウ(仏国海岸松)
オニマツ(鬼松)
古名
old name
語源
etymology
和名は、フランスの海岸地帯に自生するマツの意。
属名も、マツのラテン古名から。語源はケルト語のpin(=ヤマ)に由来しているという。
種小名は「野生松の」の意。
学名sn Pinus pinaster
英名en Maritime pine,
Cluster pine,
Bournemouth pine,
Turpentine pine
仏名frr Pin maritime,
Pin des landes,
Pin de Corte,
Pin mésogéen
独名de Tränenkiefer
伊名it Pino marittimo
西名es Pino rodeno,
Pino rubial,
Pino maritimo,
Pino negral
葡名pt Pinheiro-bravo
漢名ch 海岸松
植物分類 マツ科マツ属
園芸分類 常緑高木
用途 防風樹
原産地
distribution
地中海西部沿岸(フランス~イタリア~モロッコ)
花言葉
解説
description
フランスカイガンショウはマツ科の常緑針葉樹である。原産地の項に記した地で、概して標高600m以下の低山帯に自生が見られるという。ただし、本種の南限であるモロッコでは標高2000m程度の高地にも自生するという。樹高は30m前後程度となる。樹皮は我が国のアカマツに似ており朱色がかるが、むしろ本種の方が赤味が強くなる。樹皮には深い亀裂が入る。葉は針状の所謂「松葉状」で、アカマツ等と同様に1箇所から2本ずつ出る。ただし、長さは10~20㎝程度、径2㎜程度の細長さのために下垂することになる。松毬は長さ10~20㎝、径4~6㎝となる。種子は長さ8~10㎜程度で、長さ20~25㎜程度の翼が付着する。
履歴 本種は、現在、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ等の国々では帰化状態にあり、本種は「世界の侵略的外来種ワースト100」にもリストアップされている。
我が国へは明治期以降に渡来している。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考
     撮影:GKZ/とちぎ花センター↓