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和名jp フランクリンノキ
撮影者:東京都 山口米子様

撮影地:北海道大学植物園
漢字表記
別名・異名
other name
フランクリン・ツリー
古名
old name
語源
etymology
和名は英名の直訳から。
属名は、アメリカ独立宣言起草者の一人として知られるBenjamin Franklinの名に因んでいる。
種小名は「(アメリカ・ジョージア州)アラタマハ川の」の意。
学名sn Franklinia alatamaha
(Gordonia pubscens)
英名en Franklin tree
Ben Frankrin tree
仏名fr Arbrede Franklin
独名de Franklin-Baum
伊名it Franklinia
西名es Árbol de Franklin
葡名pt Árvore de Franklin
漢名ch
植物分類 ツバキ科フランクリニア属
園芸分類 落葉低木
用途use 庭園樹、公園樹
原産地
distribution
アメリカ
花言葉
解説
description
フランクリンノキはツバキ科の落葉樹である。樹高は4.5~7.5m程度となる。葉は長さ13~15㎝程度の長楕円形で、縁部には細鋸歯を持ち、先端部は尖るか鈍頭で、基部では葉幅が狭まり短い葉柄に連なり枝に互生する。本種の葉は、秋には見事に紅葉する。7~9月頃、枝先の葉腋に径7.5㎝程度で白色5弁の花をつける。雄蕊は黄色い筒蕊となる。花は、白花一重咲きで、我が国に見られるツバキによく似ている。開花時には芳香を放つ。花後には5分割された蒴果をつけ褐熟する。
履歴 本種は、1765年にジョージア州イギリス植民地フォートバリントン近くのアルマタハ川沿いで、フィラデルフィアの植物学者John William and William barton(親子)によって発見されている。
しかし、本種は、1970年以降、自生種は姿を消しているという。
因みに、属名は、アメリカ創設者の一人として知られるBenjamin Franklinの名に因んでいるが、発見者の父親とフランクリンが交友関係があり、本種の種子がフランクリンに寄贈されたことによると言う。
学名の項に記したが、本種は、かつてはGordonia属に分類されてきたが、Gordonia属の場合、葉が常緑であり、花には長い花柄がつき、種子は翼のある円錐形である等の点からGordonia 属からは分離独立して新たにFranklinia属として分類されるようになっている。因みにFrankrinia属は1属1種である。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考