←トップ頁へ

検索名  フィリピンニクヅク(比律賓肉荳蒄)
和名jp タイワンニクヅク
↑撮影者:東京都 山口米子様↓

↑撮影地:小石川植物園↓

撮影者:埼玉県 勝安房様↓

撮影地:小石川植物園↑
漢字表記 台湾肉荳蒄
別名・異名
other name
コウトウニクヅク(紅頭肉荳蒄)
フィリピンニクヅク(比律賓肉荳蒄)
ミリスティカ・カガヤネンシス
古名
old name
語源
etymology
和名は、漢名の音読みから。
属名はギリシャ語のmyristicos(=芳香の軟膏、香油)を語源としている。
種小名はフィリピン北部の地名Tagayの名に因んでおり、このTagayの古語Kayan(=川)を語源としているという。
学名sn Myristica cagayanensis
英名en Cagayan nutmeg
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 台湾肉荳蒄
大実肉荳蒄
卵果荳蒄
植物分類 ニクズク科ニクズク属
園芸分類 常緑高木
用途use 香料・薬用植物
原産地
distribuiton
台湾・フィリピン
花言葉
解説
ddescription
タイワンニクヅクは、ニクズク科の常緑樹である。雌雄異株。樹高10~20m程度となる。葉は、長さ15~25㎝、幅4~8㎝㎝程度の長楕円形で、尖端部は尖り、基部では1.5㎝程度の葉柄に連なり枝に互生する。葉の表面には光沢があり、裏面は褐色となる。両面共に無毛。原産地では8~9月頃に開花し、雄花序は枝先の葉腋から円錐花序を出し1~10個の白色で多肉質の花を小花(長さ5~7㎜)を多数つける。花冠は5深裂する。雌花序は雄花よりも幾分大きく1㎝程度となり、1~3個つく。雌株では、花後に長さ5㎝程度で卵形~洋梨形の果実をつける。果実は赤褐色の毛で覆われる。果実は肉質の殻を持つ。果実は熟すと果実の全長に走る稜線に沿って半分に割れる。内部には紫色~茶色で光沢のある種子を持つ。種子の長さは2~3㎝程度となる。種子は赤色~深紅色の仮種皮に覆われている。種子は香辛料のナツメグ、仮種子はメースと同様の扱いを受ける。
履歴
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考