検索名  ホワイトアイロンウッド 
↑撮影者:東京都 中村利治様↓

撮影地(全3図):小石川植物園

撮影者:千葉県 三浦久美子様↓
和名jp オオバシロテツ
漢字表記 大葉白鉄
別名・異名
other name
ホワイトアイロンウッド(小笠和諸島での現地名)
古名old name
語源
etymology
和名は、大型の葉を持つシロテツ(Boninia glabra)の意から。因みに、シロは樹皮の色合いからで、テツは材の硬さから。
属名は、小笠原諸島に対する英名Boninを語源としており、英名は日本語のmunin(無人島)からの転訛であるという。
種小名は「灰色の、青灰色の」の意。
学名sn Boninia grisea 
英名en White iron wood
仏名fr
独名de
伊名it  
西名es
葡名pt
漢名ch
植物分類 ミカン科シロテツ属
園芸分類 常緑小高木
用途use
原産地
distribution
小笠原諸島固有種
花言葉
解説
description
オオバシロテツはミカン科の常緑樹である。本種の属するシロテツ属は、属名に示されるように小笠原諸島だけに見られる固有種である。同属のシロテツ(Boninia glabra)が父島のみに分布するに対して、本種は小笠原諸島全域に分布が見られる。本種は、海岸地帯から山の中腹程度までに広く点在し、概して日当たりの良い場所に自生するという。樹高は、3~4m程度であるが、希に10mに及ぶこともあると言う。雌雄異株。樹皮は概して灰褐色であるが、自生地により、白色、灰白色、褐色と個体差が大きいという。枝は、シロテツに比して太く、若枝や葉柄には軟毛が密生するが、生長と共に脱落し無毛となる。葉は長楕円形で、縁部は全縁、先端部は鈍頭で、枝に対生する。林内に自生する場合には葉は薄くて、表面にに光沢があるが、海岸地帯の場合には、厚味があり、光沢はなくなる。葉の大きさには個体差がある。4~5月頃、枝先の葉腋に集散花序を伸ばし、白緑色の小花を多数つける。花には芳香がある。花後の果実は11月頃に熟し、光沢のある黒紫色の種子を見せる。
履歴
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考