和名jp | ホンシタン | 撮影者:タイ在住 上田勇様 ↑撮影地:タイ・メソート市内↓ ↑撮影地:タイ・ナコーンラチャシーマ市内↓ |
漢字表記 | 本紫檀 | |
別名・異名 other name |
ケランジイ ダルベルギア・コーキンキネンシス パユーン(タイ語名) |
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古名 old name |
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語源 etymology |
和名は中国で言うシタン(紫檀=Pterocarpus indicus)に対して、本種を区別するために「本」の接頭語をつけたものと推測される。(備考欄参照) 属名は、18世紀スウェーデン人植物学者並びに役人のLiles and Carl Gustav Dahlbergそれぞれへの献名。 種小名は「交趾支那(ヴェトナムでのメコン川下流地域を意味する)」の意。 |
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学名sn | Dalbergia cochinchinensis | |
英名en | Thailand rosewood Siamese rosewood Trackwood |
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仏名fr | ||
独名de | ||
伊名it | ||
西名es | ||
葡名pt | ||
漢名ch | 酸枝木 交趾黄檀 泰国花梨木 |
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泰名th | พะยูง | |
植物分類 | マメ科ツルサイカチ属 | |
園芸分類 | 常緑樹 | |
用途use | 香木・器具材・家具材・楽器材・薬用 | |
原産地 distribution |
タイ・ミャンマー・ラオス・ヴェトナム・カンボジア | |
花言葉 | ||
解説 description |
ホンシタンはマメ科の常緑樹である。樹高は20~25m程度となる。幹上部ではドーム型の樹冠を構成する。樹皮は灰色で、不規則な亀裂が縦に短く入る。葉は奇数羽状複葉で枝に互生し、小葉は7~9個つく。小葉は革質全縁、先端部は鋭頭で、長さ4~7㎝程度の卵形である。11~1月頃、枝先の葉腋に円錐花序を出し、白色で、径5~8ミリ程度の小花を多数つける。花後には長さ5~7㎝程度の豆果をつけ、種子を1~4個含む。本種の豆果は成熟しても開裂しない。本種は、「唐木3銘木」の一種として貴重な材質(材は緻密で重く、磨けば光沢が出る)を持つ有用材である。 | |
履歴 | ||
県花・国花 | タイ・ノーンブワラム県の県木 | |
古典1 | ||
古典2 | ||
季語 | ||
備考 | シタン(紫檀)とは広い意味ではツルサイカチ属の樹木に対する総称である。 中国名では、「紫檀」とはPterocarpus indicus(和名:ヤエヤマシタン)を指し、ツルサイカチ属の樹木は、中国では「黄檀」と表記される。 |
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↓撮影地:タイ・メソート市内↓ | ||
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