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和名 jp ヒビスクス・コルムナリス  
撮影者:東京都 山口米子様

撮影地:咲くやこの花館
漢字表記
別名・異名
other name
古名
old name
語源
etymology
和名は、学名の音読みから。
属名は、ゼニアオイ属の大形花につけられたギリシャ古名並びにラテン古名である。
種小名は「円柱状の」の意。
学名sn Hibiscus columnaris
英名en Colonial hibiscus
Mahot rampart
仏名fr Ketmie colonnaire
Mahot rempart
Mahot malgache
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch
植物分類 アオイ科フヨウ属
園芸分類 常緑小高木
用途use 路地植え(招蜂樹)/鉢植え/ハーブティー(原産地)
原産地
distribution
マスカリン諸島:固有種※履歴欄
花言葉 常に新しい美/繊細美
解説
description
ヒビスクス・コルムナリスは、アオイ科の常緑樹である。本種は、レ・ユニオン島では、標高100~1000m程度の非常に乾燥した地帯に自生する樹種である。樹高は8~10m程度となる。概して株元で分枝をし、株立ち状となる。樹皮は平滑で、灰色である。葉は、若葉の内は白色を帯びた緑色で、5~7本の脈があり、縁部はうねりを見せる。成葉は楕円状で、掌状に3浅裂する。つまり、葉の上半部の縁部に3個の突起が出来る。葉にはざらつき感がある。枝先の葉腋に花弁の長さ最大5㎝程度の花をつける。花は最初は黄色で開花し、やがてオレンジ色へと変化し、最後には赤色となる。花の中心部の花柱は、長さ6~7㎝程度の円筒形となる。
履歴 本種は、マスカリン諸島のモーリシャスとレ・ユニオン島に固有のハイビスカスであるが、モーリシャスでは19世紀に最後の標品が確認されて以降、現在では絶滅したと推測されている。一方のレ・ユニオン島でも残存する標本はほんの数本と言われている。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考