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和名jp ベルカップ(果実名)
撮影者:タイ在住 上田勇様

撮影地:タイ・メソート市内



撮影地:バンコク・ラマ9世公園↓




漢字表記 ベルの木
別名・異名
other name
ベルカップ(果実名)
マトゥーム(タイ語名)
古名
old name
語源
etymology
和名は、インド・ベンガル地方での現地名Belの音読みから。属名は古代ギリシャ語Aígle(=素晴らしく、輝かしく、輝くもの)を語源としている。
種小名はポルトガル語のmarmeleira(=マーマレード)を語源としている。印度では現地人が本種からマーマレードとすることからと言う。
学名sn Aegle marmelos
英名en Bel fruit
Golden apple
Bengal quince
Stone apple
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 木橘
泰名th  มะตูม 
植物分類 ミカン科アエグレ(エーグル)属
園芸分類 半落葉高木
用途use 庭園樹/公園樹/寺院樹/食用(果肉)/飲料(果肉)/精油(花)/染料(果実)
原産地
distribution
インド
花言葉
解説
description
ベルノキはミカン科の落葉樹である。樹高は5~10m程度となる。樹皮は、淡褐色~灰色で平滑であるが、縦に割れ目が出来る場合も多くある。幹や枝には、長さ1~2.5㎝程度の鋭い刺を持つ。葉は3出複葉で、小葉は、長さ5~14㎝、幅2~6㎝程度で、先端部が尖って、縁部には鋸歯を持った長楕円形で枝に互生する。3~5月頃、葉腋に、円錐花序を出し、径1.5~2㎝程度で緑白色~淡黄色の5弁花をつける。開花時には芳香を放つ。花後には、径5~12㎝程度で球形~洋ナシ形の果実をつける。果実は、硬くて厚味のある果皮を持ち、熟しても裂開しない。果肉には甘い芳香がある。
履歴 ヒンズー教では、本種は聖木とされている。本種が3小葉を持つことからシヴァ神に例えられ、シヴァ神の祭礼には欠かせない存在であるため、シバ神を祀る社には本種が植えられている。
スリランカ・タイ・マレーシアでは帰化状態にある。
県花・国花 タイ・チャイナート県の県木
古典1
古典2
季語
備考
 撮影:GKZ/とちぎ花センター↓