和名jp | ベルガモット※備考欄参照 | ↑撮影者:東京都 中村利治様↓ 撮影者:千葉県 三浦久美子様↓ 撮影地(全3図):小石川植物園↑ |
漢字表記 | ||
別名・異名 other name |
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古名 old name |
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語源 etymology |
和名は英名(Bergamot)・イタリア語(Bergamotto)名の音読みからである。英名へは、イタリア語から実物と一緒に入っている。イタリア語(Bergamotto)の語源は、トルコ語で「梨の王」を意味するGeg
armudiを語源としているという。 属名はギリシャ語のkitron(=箱)を語源とするラテン名で、レモンの木に対する古名。 種小名はスペイン・カタルーニャ地方の地名に因んでいる。 |
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学名sn | Citrus × bergamia | |
英名en | Bergamot | |
仏名fr | Bergamote | |
独名de | Bergamotte | |
伊名it | Bergamotto | |
西名es | Pera del Bey Pera de bey Bergamota |
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葡名pt | Bergamota | |
漢名ch | 香檸檬 | |
植物分類 | ミカン科ミカン属 | |
園芸分類 | 常緑小高木 | |
用途use | 生食や果汁として飲されることはなく、専ら精油を採油される。オーデコロンや香水にも用いられ、紅茶の「アールグレイ」も本種の精油により着香したものである。 | |
原産地 distribution |
自然交雑種 | |
花言葉 | ||
解説 description |
ベルガモットはミカン科の常緑樹である。樹高は2~5m程度となる。本種は、ダイダイとマンダリンオレンジとの交雑種と推測されている。葉は、他のミカン科樹木同様に表面に光沢のある長さ12㎝前後、幅6㎝前後程度の卵形~長楕円形であり、縁部は全縁、先端部は尖り、基部では短い葉柄に連なり枝に互生する。5~6月頃、径4㎝程度で白色の5弁花をつける。開花時には強い芳香を放つ。花後には6.5~7㎝ × 6~7.5㎝程度のほぼ球形の果実をつける。果実は、緑色から黄色を経て橙色に熟す。果皮の表面は概して凹凸があるが、平滑の場合もある。 | |
履歴 | 一説にはコロンブスが本種をカナリア諸島で発見し、スペイン・イタリアに伝えたとも言われているが、他にも諸説がある。 | |
県花・国花 | ||
古典1 | ||
古典2 | ||
季語 | ||
備考 | ※シソ科にベルガモット(和名タイマツバナ)のハーブが存在するが、葉が本種(Citrus × bergamia)の精油とよく似た香りをもつからである。そこで、本来の本家本元だった、本種がミカン科であることから、今では「ベルガモット・オレンジ」と呼んで区別している。 |