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検索名  ハマヒルギ   撮影者:沖縄県 比嘉善一様

撮影地:沖縄県南城市佐敷冨祖崎     
和名jp ハマジンチョウ
漢字表記 浜沈丁
別名・異名
other name
モクベンケイ(木弁慶)
キンギョシバ(金魚柴)
ハマヒルギ(浜蛭木)
古名old name
語源
etymology
和名は、浜に自生が見られ、全体的にジンチョウゲに似ていることから。
属名のギリシャ語のmyein(=閉じる)とporos(=孔)の合成語からで、本属の植物には、葉に多数の黒点があることが多いことからと言う。
種小名はオランダの医師、J.Bontia氏の名に因んでいる。
学名sn Myoporum bontioides
英名en
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 苦檻藍
植物分類 ゴマノハグサ科(←ハマジンチョウ科)ハマジンチョウ属  
園芸分類 常緑低木  
用途use 庭木/精油/薬用  
原産地
distribution
日本(紀伊半島・九州西南部・※)・台湾・中国南部・インドシナ  
花言葉  
解説
description
ハマジンチョウはゴマノハグサ科(←ハマジンチョウ科)の常緑樹である。全体的に無毛である。本種は、旧来はハマジンチョウ科として分類されてきたが、この旧ハマジンチョウ科の植物は本来的には、南太平洋やオーストラリアに多く分布しており、ハマジンチョウの場合、最も北方に自生の見られる特殊な樹木である。樹高は1~2m程度。茎は直立し、上部で分枝をする。葉は幾分多肉質の長楕円形~楕円形で、全縁、鋭頭、枝に互生する。12~3月頃、白色~淡紅紫色で漏斗形の花を葉腋に1~3個つける。花冠の長さは3㎝前後程度で、5裂する。花弁内部には赤褐色の斑点模様が入る。本種の果実は閉果で、中に数個の種子を持ち、果実事落下し、海流に運ばれて分散するという。そこで、本種の自生地は、海岸の潮水をかぶるような砂地である。  
履歴 ※本来的には琉球列島には本種の自生はないとされるが、種子が漂着して定着をみたものと推測されている。
沖縄島の 佐敷町冨祖崎海岸ハマジンチョウ群落は沖縄県指定天然記念物である。
環境省RDB:絶滅危惧Ⅱ類  
県花・国花  
古典1  
古典2  
季語  
備考