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和名jp ハクセンソウ
撮影者:東京都 中村利治様↑
撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

撮影地(全3図):筑波実験植物園にて
 
撮影者:タイ・メソート市在住 上田勇様↓

撮影地:バンコク・ラマ九世公園
  
漢字表記 白千層
別名・異名
other name
カユプテ
メラレウカ・レウカデンドロン
古名
old name
語源
etymology
和名は、漢名の音読みから。
別名の「カユプテ」は、原産地マレーシア語名kaju putihの音読みから。因みに、kaju putihとは、マレーシア語では「白い木」の意とか。
属名は、ギリシャ語のmelas(=黒)とleuca(=白)からの合成語で、幹の黒さに対して枝の白さを示しているという。
種小名は「白い木の」の意。
学名sn Melaleuca leucadendron
英名en Cajuput Tree
Paper bark tree
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 白千層
植物分類 フトモモ科メラレウカ属
園芸分類 常緑高木
用途use 薬用、茶の代用、精油
原産地
distribution
東南アジア~オーストラリア北部
花言葉
解説
description
カユプテは、フトモモ科の常緑樹である。海岸沿いの湿地に自生の見られる樹木で樹高は30mにも及ぶ高木である。カユプテとはマレーシアの古語kaju putihからの音読みであるが、その意味するところは「白い木」という意味という。それは、英名でPaper bark treeとも呼ばれるように、樹皮が紙のような状態で剥がれると、中から灰白色の幹肌が見えてくるための命名と推測される。一見して、花姿と言い、葉姿と言い、白花のブラシノキかと思えるような風情である。葉は長楕円形で枝に互生する。5~8月頃、枝先に写真に見られるようにブラシのような形状の白色の花をつける。樹皮が剥がれる様子や、灰白色の幹色も共にユーカリに似ているが、花の芳香も、ユーカリに共通したものと言える。因みに、本種の中国名は「白千層」であるが、ユーカリの中国名は「紅千層」となる。
履歴 東南アジア諸国、インド、中国では、昔から民間薬として本種が用いられて来ている。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考