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和名jp ウパス
漢字表記
別名・異名
other name
アンティアリス・トクシカリア
イポー
ヒポー
※備考欄参照
古名old name
語源
etymology
和名は、インドネシアでの本種に対する現地名の音読みから。
属名は、パプア・ニューギニアでの本種に対する現地名から。
種小名は「有毒の」の意。 
学名sn Antiaris toxicaria
撮影者:千葉県 三浦久美子様 

撮影地:星薬科大学
英名en Antiaris
Bark cloth tree
False iroko
Ipoh tree
Sacking tree
Upas tree
仏名fr Ako
独名de Upasbaum
伊名it Antiaris
西名es Upas
Pohon upas de las Molucas
葡名pt Pó-de-bitcho
Pó-de-leite
漢名ch 見血封喉
箭毒木
植物分類 クワ科アンティアリス属
園芸分類 常緑高木
用途use 樹液(ウパス)には猛毒のアンアリンが含まれ、原産地では原住民が矢毒として狩猟や戦に用いてきた。
樹皮からは繊維が採取され布が作られた。
原産地
distribution
インド~東南アジア
花言葉
解説
description
ウパスはクワ科の常緑樹である。樹高は50m超の喬木となる。樹皮は灰色。葉は、長さ10~20㎝程度の長楕円形で、縁部はほぼ全縁、先端部は尾状に尖り、基部では、長さ2.5㎝程度の葉柄に連なり枝に互生する。雌雄同株、雌雄異花で、雄花序は花枝の先端に板状に、赤色の筒状花で花冠が4裂した花を多数つけ、雌花は短い花柄に1個ずつく。開花期は3~5月頃。花後には、径2㎝程度の洋梨形の液果をつけ濃紅色ぬ熟す。
履歴
県花・国花  
古典1
古典2  
季語  
備考 ※東南アジア諸国での本種に対する現地名 
インドネシア:Upas・Ancar(ジャワ島)・tatai(スマトラ島)
マレーシア:Ipoh(マレー半島)・Tasem(サラワク州)
パプア・ニューギニア:Antiaris
フィリピン(タガログ語):Ipo・Dalit
ミャンマー:Aseik・Hymaseik
ラオス:Nong
タイ:Yang nong・Yuan
ヴェトナム:Cây sui・Thuô cbăn