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和名jp ウォール・ジャーマンダー  ↑撮影者:東京都 中村利治様↓

撮影地(全4図):筑波実験植物園

↑撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

撮影者:ポルトガル在住 武本比登志/睦子様↓

撮影地:ポルトガル コスタ・アズール地方
漢字表記
別名・異名
other name
ウォール・ジェルマンダー
コモン・ジャーマンダー
テウクリム・カマエドリス
古名old name
語源
etymology
和名は、英名の音読みから。
属名はギリシャ語で、ディオコリデスによってこの属につけられた名前teucrionを語源としている。
種小名はギリシャ語のchamai(=地面)とdrus(=柏)の合成語からで、葉形がカシワの葉に似ていることからで、「ジェルマンダー」の名もこの種小名が転訛したものと言われている。また、フランス語名に見られるpetit-chêneも「小さな柏」の意である。
学名sn Teucrium chamaedrys
英名en wall germander
仏名fr germandrée petit-chêne
独名de Edel-Gamander,
Eche Gamander
Schfkraut 
伊名it Camedrio comune
西名es Camedrio
葡名pt
Camédrius
漢名ch 牆石蠶
植物分類 シソ科ニガクサ属
園芸分類 常緑低木
用途use 路地植え/ロックガーデン/薬用(葉)/ハーブティー(葉)/食用(花)
原産地
distribution
ヨーロッパ~カフカス地方
花言葉 愛嬌・淡白
解説
description
ウォール・ジャーマンダーはシソ科の常緑低木樹である。樹高は30~50㎝程度で、茎は直立するか斜上する。根茎によって横に広がり、群落状となる。小形の楕円形葉が茎に対生する。葉には疎らな鋸歯が見られる。茎・萼には白色の軟細毛が密生する。7~8月頃、茎上部に桃紫色の小花を2個づつつける。手で葉を揉むとスパイシーな香りがする。
履歴 かつては西洋社会では、風邪や痛風の特効薬として用いられて来たが、今日では、長期使用すると肝臓障害を生じるとの指摘もあり、あまり利用されなくなってきている。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考