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和名jp オオバシダソテツ
撮影者:東京都 中村利治様

撮影地:筑波実験植物園
漢字表記 大葉羊歯蘇鉄
別名・異名
other name
スタンゲリア・エリオプス
古名
old name
語源
etymology
和名は、大きな羊歯状の葉を持つソテツの仲間の意から。
属名は、南アフリカの測量を行ったドイツ人Dr.Max Stanger博士への献名。彼が、本種をイギリスに送っている。
種小名は「柔毛に覆われた足」の意。
学名sn Stangeria eriopus
英名en Stanger's cycad
Natal grass cycad
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 大葉羊歯鳳尾蕉
植物分類 スタンゲリア科スタンゲリア属
園芸分類 常緑低木
用途 use 鉢植え 
原産地
distribution
南アフリカ
花言葉
解説
descrition
オオバシダソテツはスタンゲリア科の常緑樹である。雌雄異株。幹は半地中生で、樹高は30㎝程度。肥大した大根塊を持つ。この根茎は地下で分枝をし、10個程度に別れ、それぞれの頂部から1個の葉を出す。葉は長さ30~200㎝程度の羽状葉で、小葉は長さ8~40㎝程度の披心形で、縁部には鋸歯がある。若葉は、学名に示されるように柔毛に覆われる。本種は、非常に生長が遅いと言われている。およそ5~7年で、円筒形の雄花序、雌花序をつけ、カブトムシ等の昆虫が媒介して受粉をする。所謂虫媒花であり、そのために、昆虫を誘引するための異臭を放つ。種子は長さ2~3㎝程度で赤色となる。
履歴 我が国への渡来時期不詳。本種は、ワシントン条約で商取引を禁止されている。
県花・国花
古典1  
古典2  
季語  
備考