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和名jp オールド・ブラッシュ
漢字表記
別名・異名
other name
古名old name
語源
etymology
和名は品種名の音読みから。
属名のrosaはバラのラテン名である。ケルト語のrhodd(=赤色)→ギリシャ語のrhodon(=赤色・バラ)→ラテン語のrosa(=バラ)と変化。
種小名は「中国の」の意。
品種名は「昔からある潅木」の意。※履歴の項参照。
学名sn Rosa chinensis 'Old Blush'
撮影地とちぎ花センター
英名en Person's Pink China
Common Monthly
Monthly Rose
Old brush China
Old China monthly
仏名fr Rosier du Bengale rose
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch
植物分類 バラ科バラ属
園芸分類 落葉低木
用途use 路地植え/切り花
原産地
distribution
園芸作出品種
原種は中国
花言葉 淑やか・上品・感銘
解説
description
オールド・ブラッシュはバラ科の落葉樹である。本種は、イギリスで発見されたオールド・ローズ(チャイナ・ローズ系)の品種である。樹高は1m程度となる。本種は、典型的な四季咲き種で、春~初冬まで開花を見られる。花は桃色で径6㎝程度のロゼット咲きで、花弁数は25個程度となる。開花時には芳香を放つ。
履歴 ※本種は、古い時代に中国から西洋社会にもたらされたFour stud Chinasと呼ばれる中の一種である。因みにstudとは、交配用の親木を意味する。本種は、1750年頃には渡欧していると推測されている。既に1752年にスウェーデンで開花が確認されている。イギリスでの記録によれば、1793年にハートフォード州リックマンスワース(Rickmanthworth)のMr. Person's gardenでは既に本種の開花が確認されているという。Person氏の発表はイギリスでは大いにインパクトをもたらし、本種はPerson's pinkと呼ばれ、やがてほぼ30年後には、イギリスのどのコテージの庭園でも必ず見られる程に普及をみたという。
その後、欧米では本種を交配親として各種の新品種を作成している。
因みにアイルランド民謡『庭の千草』の中でThe last rose of summerと歌詞に登場するバラは本種であると言われている。
県花・国花  
古典1  
古典2  
季語  
備考