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和名jp イザヨイバラ
撮影者:東京都 中村利治様↑
撮影者:東京都 山口米子様↓

↑撮影地:皇居東御苑↓

撮影地:大船フラワーセンター↓
撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

撮影地:富山中央植物園     
漢字表記 十六夜薔薇
別名・異名
other name
トゲナシ(刺梨)
ロサ・ロクスブルギイー
古名
old name
撮影地:皇居東御苑→
語源
etymology
和名は、花弁は多いが、完全な円形にならず、必ず一方に欠けている部分があることから、十五夜の満月から少し欠けた月の十六夜にたとえたものとか。
属名はケルト語のrhodd(=赤)がギリシャ語に入ってrhodon(=バラ)となり、ラテン古語ではrosa(=バラ)となっている。つまり、本来的には「赤色」を語源としている。
種小名は18世紀のスコットランド人植物学者でインド植物の権威者でもあったWilliam Roxbughへの献名。
学名sn Rosa roxburghii
英名en Burr rose
Chestnut rose,
Chinquapin rose
仏名fr Rosier châtaigne
独名de Igel-Rose
伊名it Cilli
西名es Rosa castagna
葡名pt
漢名ch 繅絲花
刺梨
木梨子
早春帰
植物分類 バラ科バラ属
園芸分類 落葉低木
用途use 路地植え/鉢植え/果実酒
原産地
distribution
中国~東南アジア
花言葉
解説
description
イザヨイバラはバラ科の落葉樹である。樹高は1~2m程度。枝には鋭く大きな三角状の刺がある。葉は奇数羽状複葉で互生する。小葉は楕円形~卵状楕円形で、縁部には細鋸歯があり、先端部は尖る。小葉の数は、9~11個程度となる。5~6月頃、径8㎝程度で桃紫色の八重咲き花を付ける。花弁数は100個を超える。萼片・花柄には鋭い刺が密生する。本種は、サンショウバラとコウシンバラとの交雑種と推測されている。最下段の写真を見ると違和感があるかもしれないが、中国での原産種は掲載した写真のように花色は微淡桃色、咲き方は一重の抱え咲きで、花弁数は8個程度である。
履歴 我が国へは、古い時代に渡来しているが、その時期不詳。江戸期には観賞用に栽培されている。
県花・国花
古典1
古典2 『本草綱目啓蒙』
季語
備考