←トップ頁へ

和名 エリカ・ルシタニカ
撮影者:ポルトガル在住 武本比登志/睦子様

撮影地:ポルトガル・アレンテージョ地方
漢字表記
別名・異名
古名
語源 和名は学名から。
属名はギリシャ語で「砕く」の意のereikeに由来している。かつて、エリカが胆石を砕く薬効を持つと信じられていたことによる。
種小名は古代ローマ属州のルシタニア(Lusitania、現在のポルトガル・スペイン両国の西部に位置する)の地名に因んでいる。
学名 Erica lusitanica
英名 Spanish heath
Portuuese heath
仏名 Bruyère du Portugal
独名
伊名 Brezo de Portugal
西名 Brezo blanco
Brezo blanco lusitano
Brezo castellano
葡名 Urze-branca
Urze-portugal
漢名
植物分類 ツツジ科エリカ属
園芸分類 常緑低木
用途 路地植え/鉢植え
原産地 スペイン・ポルトガル・フランス
花言葉 孤独・裏切り・寂寞「幸福な愛・博愛
解説 エリカ・ルシタニカは、ツツジ科の常緑樹である。樹高は2~4m程度となる。幹は直立するが、途中から多く分枝し、枝も直立方向に伸びる。したがって、全体的には箒状の形状となる。葉は枝の周囲を取り巻くようにつく。葉の表面は濃緑色で、葉裏は白色の長さ1㎝程度の針状である。葉は松葉状に一箇所から2個ずつつき、幹の周囲に螺旋状に配置される。葉には、細毛があるために、葉の縁部は鋸歯状に見え、先端部は針状突起となる。原産地では11~3月頃、分枝した枝先の葉腋から長さ1㎝程度で白色の筒状花を下垂する。花冠は4浅裂する。雌蕊は花冠より長く突き出る。
履歴 本種は、イベリア半島が原産地であるが、イギリス・ニュージーランド・オーストラリア・アメリカ(カリフォルニア・ハワイ)では帰化状態にある。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考