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検索名  アティムクタカ
撮影者:タイのIncola様/バンコク市内にて

バンコク市内にて

↑結実時の様子↓

撮影者:タイ在住 上田勇様↓

撮影地:タイ・メソート市内


   
和名jp ホザキサルノオ
漢字表記 穂咲猿尾
別名・異名
other name
ウスバサルノオ
ノーラー(タイ語名)
アティムクタカ(阿底目他迦、Atimuktaka:仏典での名称)
古名
old name
語源
etymology
和名は、蔓性の枝を持ち、穂状花序を出すことからか。
属名は、ギリシャ語のhiptamai(=飛ぶ)を語源としている。英名にHelicopter flowerとあるように、果実に、紙質の3個の翼を持つことから。
種小名は「(インド)ベンガル地方の」の意。
学名sn Hiptage benghalensis
英名en Hiptage
Helicopter flower
仏名fr Liane de cerf
独名de Benghalen-Liane
Helikopter Blume
伊名it
西名es Hiptage
葡名pt
漢名ch 猿尾藤
風箏果
風車藤
泰名th โนรา
植物分類 キントラノオ科ホザキサルノオ属
園芸分類 常緑低木
用途use 香木、庭園樹、公園樹、寺院樹
原産地
distribution
中国~インドから東南アジア
花言葉
解説
description
ホザキトラノオはキントラノオ科の常緑樹である。樹高は2~4m程度に。枝は蔓性で、細い。葉は長さ10~15㎝程度の卵形で、全縁、鋭頭、枝に対生する。葉には光沢があり、葉の縁は波を打つ傾向がある。12~2月頃、枝先に穂状花序を出し、白色の5弁花を多数つける。花弁の縁は、鋸歯状に細かな切れ込みがあり、基部に黄色い斑模様が見られる。しべは長く、花冠より長く飛び出す。花には芳香がある。果実には、3個の紙質の翼を持ち、風によって運ばれる。
履歴 本種は、本来的には熱帯アジア原産の植物であるが、種子が世界の各地に運ばれて、帰化状態にあり、半野生化している。我が国では、沖縄島、海外では、オーストラリアやハワイ等にも侵出しているという。
花に強い芳香があることから、古くから仏教の世界では、他の芳香を放つ植物とともに植栽が成されて来ている。そのために、寺院に多く見られる樹木の1種となっている。また、吉兆樹としても尊ばれ、民家に庭に植えられていることも多い。タイ語名に出て来る「ノーラー」とは、タイの民話に登場する半鳥半人のヒロインであるマノーラー姫にこの花をたとえているという。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考