←トップ頁へ

和名jp アセビ
↑撮影:GKZ/拙庭にて↓

撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

撮影地:筑波実験植物園↑

撮影地:大船植物園↑

撮影地:神代植物多様性センター↑

撮影地:皇居東御苑↑     
漢字表記 馬酔木
別名・異名
other name
アシビ
アセミ
アセボ
アシミ
古名
old name
語源
etymology
和名の「馬酔木」とは、この植物が有毒植物であることから馬が葉を食べると酔ったような状態になり、足が不自由になることから。
属名は、ギリシャ神話の女神ピーエリスの名に因んでいる。
種小名は「日本の」の意。
学名sn Pieris japonica D.Don
英名en Japanese andromeda
仏名fr
独名de       
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 日本馬醉木
植物分類 ツツジ科アセビ属
園芸分類 常緑小高木
用途use 庭植え/鉢植え/薬用(駆虫剤)/薪・炭
原産地
distribution
日本(山形・宮城以南の本州・四国・九州)
花言葉 犠牲/あなたと二人で旅をしよう
解説
description
アセビは、ツツジ科の常緑樹である。万葉集にも詠まれる等古くから親しまれた植物の一つである。特に春先に見られる小型のスズランのような白い花は、可憐である。ただし、葉に毒を有することから、シカ等はこの葉を食べない。それを効果的に利用して公園の緑地化に利用したりもしている。奈良・若草山は、その良い例と言える。樹高は3m程度まで。葉は幾分厚味を持ち、長さ3~8㎝の広倒披針形で、縁には細鋸歯を持ち、先端は鋭頭。花後には径5㎜程度で扁球形の蒴果をつける。
履歴 アセビを西洋に紹介したのはスゥエーデンのツンベリーで、『日本植物誌』(1784年)に学名とともにシシクワズの和名をあげている。
県花・国花 徳島県:板野町花
広島県:宮島町花
古典1 『万葉集』
古典2 『本草和名』、『下学集』、『大和本草』、『和漢三歳図会』、『物品識名』、『本草綱目啓蒙』
季語
備考 葉や茎にアセボトキシンと呼ばれる有毒植物を含む。
『パイプのけむり』 巻数 頁数 タイトル
5 227 「着生蘭」
17 14 「目玉風船」