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和名jp アルガロボ
漢字表記
別名・異名
other name
キアヴェ
古名
old name
語源
etymology
和名は、原産地名から。
属名、ギリシャ語のprosopis(=ゴボウ)を語源としている
種小名は「蒼白色の」の意。
別名は、ハワイにおける現地名から。
学名sn Prosopis pallida
撮影者:ボリビア在住 Y.Oue様
英名en American carob
kiawe(ハワイ)
仏名fr Algarrobo,mesquite
独名de Mesquitebaum
伊名it Kiwae
西名es huarango
algarrobo americano
葡名pt algaroba
漢名ch 美洲角豆樹
植物分類 マメ科プロソピス属
園芸分類 常緑高木
用途
use
実(薬用)/葉(家畜飼料)/材(家具・柵・薪炭材)/樹液(染色・薬用)/樹皮(止血)/土壌改良樹
原産地
distribution
ペルー
花言葉
解説
description
アルガロボはマメ科の常緑樹である。概して南米の乾燥地帯に自生の見られる樹木である。樹高は18m、直径2m程度に。枝には、非常に堅い刺がある。この刺は自動車のタイヤをパンクさせるほど堅いという。また、幹も非常に堅い。一説には、地下80m程度の深さからも吸水が出来ると言われるほど深根性であるという。加えて、マメ科の植物と言うことで、窒素固定も見込める。更に繁殖力も旺盛なことから、乾燥地帯に適した樹木として、「砂漠の王様」の異名すら与えられている。履歴の項にも記したが、ハワイのハナウマ湾の砂地に植林された本種の存在はよく知られている。葉は線形とも言えるような狭楕円状で先端は丸く、枝に対生する。開花期は2回あり、12月から3月に最初の花が咲くが、結実するのは6月から7月にかけての2回目の開花の時であり、その数は少ない。花色は黄色。花後、サヤエンドウのような実をつける。とにかく、用途の広い樹木である。しかし、南米では年々減少の傾向にあるという。一説には、ナスカ文明が崩壊した要因は、本種の消滅が一要因であるとも言われている。
履歴

1828年に初めてハワイに植えられている。
1993年ペルーでは「アルガロボ乱伐禁止令」が出せれ、アルガロボの木の保護、植林、適正利用により野生生物と地域住民の共生関係維持が図られている。

県花・国花
古典1
古典2
季語
備考 ←Y.Oue様のサイトです。ご参照下さい。