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検索名  アガチス・ダマラ
撮影者:東京都 山口米子様

長崎市:出島

撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

撮影地:小石川植物園↑

↑撮影地:京都府立植物園↓
和名jp ダンマルジュ
漢字表記 ダンマル樹
別名・異名
other name
コパールノキ(コパールの木)
デジマノキ(出島の木)
アガチス・ダマラ
古名
old name
語源
etymology
和名の種小名の音読みから。
属名はギリシャ語からで「糸玉」の意で、雌花の様子を示している。
種小名は、本種のマレーシアでの現地名から。
学名sn Agathis dammara
英名en Celebes kauri
Indonesian kauri
Amboyna pine
almaciga
Almsiga
仏名fr
独名de  
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 貝壳杉
植物分類 ナンヨウスギ科ナギモドキ属
園芸分類 常緑高木
用途use 樹皮を傷つけて得られる樹脂はコパールで、塗料やエナメルの原料とされる。
地中に埋もれた樹脂は「コパール」と呼ばれ、琥珀の代用とされる。
本種の材は重く堅牢であり、耐久力もあり、木材関連の業界では「ダンマラ樹」の名で流通し用材(建築・家具・器具)として用いられる。
原産地
distribution
インドネシア・マレーシア・フィリピン
花言葉
解説
description
ダンマルジュはナンヨウスギ科の常緑樹である。雌雄異株。樹高は最大では45m程度となる。樹皮は赤味を帯びた灰色で、厚味がある。葉は長さ5~12㎝、幅1.2~5㎝程度の楕円形で、縁部は全縁、先端部はほぼ鈍頭、基部では長さ3~8㎜程度の葉柄に連なり、枝に対生する。葉は革質で、縁部では厚味がある。雄花は螺旋状に配列した多数の雄蕊からなり、雌花は球形で、球果も長さ9㎝、径5~7㎝程度のほぼ球状で、種子は、長さ12㎜程度で翼を持つ。
履歴 この木は、幕末の頃、オランダ人が、ジャカルタから持ち込み長崎・出島に植栽したものと言う。
本種は、長崎県天然記念物に指定されている。
静岡市の徳川綱吉邸跡地にも本種が植栽されており、かつて江戸時代に、九州の大名が寄贈したものと推測されている。
つまり、本種は、我が国では上記2本だけ存在していることになる。
但し、掲載した写真に見られるように、小石川植物園や京都府立植物園でも栽培がなされている。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考