和名jp | アブラヤシ | 撮影地:バンコク 撮影者:タイのIncola様 |
漢字表記 | 油椰子 | |
別名・異名 other name |
ギニアアブラヤシ パームナムマン(タイ語名) |
|
古名 old name |
||
語源 etymology |
和名は、果実から油が得られることから。 属名は、ギリシャ語のelaios(=オリーブ)を語源とし、転じて油を意味することとなった。 種小名は「西アフリカ、ギニアの」の意。 |
|
学名sn | Elaeis guineensis Jacq. | |
英名en | African oil palm Island date palm |
|
仏名fr | Palmier à huile Éléis de Guinee |
|
独名de | Ölpalme | |
伊名it | Palma da Olio | |
西名es | Palma africana de aceito Palma aceito |
|
葡名pt | Dendezeiro Dendê Coqueiro-de-dendê Palmeira-de-Oleo-africana Aabora Aavora Palma-de-guiné Palm Dendém Palmeira-dendém |
|
漢名ch | 油棕 | |
泰名th | ปาล์มนํัๅมัน | |
植物分類 | ヤシ科アブラヤシ属 | |
園芸分類 | 常緑高木 | |
用途use | 採油(食用・食品加工用・化粧品・工業用)/食用(種子)/用材 | |
原産地 distribution |
西アフリカが原産であるが、東南アジアでは多く栽培されている。 | |
花言葉 | ||
解説 description |
アブラヤシは、ヤシ科の常緑樹である。名前の通り、果実から油を採り、様々な用途に用いられてきたヤシであり、原産地では重要な役割を持った樹種であり、近代に入ってからは、その有用性から、東南アジア諸国、特にマレーシア等で商業用の栽培、つまりプランテーション農法用に導入されているために、東南アジアでも良く目にすることがある。樹高は15~20m程度。葉は羽状複葉で長さ4~5m程度。花は3個の花弁、3個の萼片から構成される。果実から採油されるが、果実は卵形か倒卵形で長さ2.5~5㎝程度であるが、果序全体の長さは40~50㎝程度となり、1本の果序から相当数の果実を得ることが出来る。1房の果序の重さは50㎏前後程度という。また、植物から得られる油量としては他の採油植物に比して圧倒的に多いことも知られている。果実は赤熟するが、50~60パーセントの油分を含んでいるという。因みに、別名の項に「ギニアアブラヤシ」の名を記したが、当然、学名からの呼び名であるが、中南米熱帯地域原産のアメリカアブラヤシ(Elaeis oleifera)と区別する意味で、ギニアアブラヤシと呼ばれることも多い。 | |
履歴 | 1900年代初頭に、マレー半島及びスマトラ島に導入され、本格的なプランテーション農法が展開され、現在も続いている。アブラヤシからの油の生産量は年間100万トン以上である。 | |
県花・国花 | ||
古典1 | ||
古典2 | ||
季語 | ||
備考 |