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和名jp ワカメ
漢字表記 若布・和布・稚和布
別名・異名
other name
メノハ
ニギメ
メキ
古名 
old name
ワカメ(和可米・和布・若布・裾帯菜・稚和布)
語源
etymology
和名は、海藻類を総称する古名が「布(メ)」で、その中でも柔らかく美味で重用されたことことから「若き布」の意から「ワカメ(若布」となったという。
属名は、ラテン語のunda(=波・流水・潮)を語源としている。
種小名は「羽状中裂の」の意。
学名sn Undaria pinnatifida
 撮影者:東京都 山口米子様    

撮影地:岩手県浄土ヶ浜
英名en Wakame
Sea mustard
仏名fr Wakamé
Fougère des mers
独名de Wakame
伊名it Wakame
西名es wakame
葡名pt Wakame
漢名ch 裾帯菜
植物分類 チガイソ科ワカメ属
園芸分類 2年生海藻類
用途use 食用、
原産地
distribution
日本を含む東アジアの海域※→備考欄
花言葉
解説
description
ワカメはコンブ科の2年生海藻である。本種は、本来東アジアの海域が原産の海藻であるが、人間の動きがグローバル化するに連れ、今日では世界の殆どの海域に帰化状態にある状態と化している。海底5m程度の水域に自生する。全長は1~2m、幅50㎝程度となる。葉は、羽状に不規則に深裂し、毛叢、粘液腺が全面にある。暖海のものは茎部が短く、葉裂が浅いが、寒海のものは茎部が長く切れ込みが深くなる。
履歴 人の動きが活発となり、全世界の海域に進出し、帰化状態となり、『世界の侵略的外来種ワースト100』に選ばれている。
県花・国花
古典1 『出雲風土記』、『豊後風土記』、『風俗歌』、『万葉集』、『太平記』、『近松浄瑠璃集』
古典2   『延喜式』、『下学集』、『本朝食鑑』、『大和本草』、『和漢三才図会』、『東雅』、『薬品手引草』、『物品識名』
季語 春(メ・ニキメ・ホツメ)
備考