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和名jp ヒラタケ
↑撮影:GKZ/館林市・城沼自然遊歩道↓

撮影:GKZ/館林市・多々良沼公園↓


 
撮影者:東京都 中村利治様↓

↑撮影地:東京都夢の島公園↓
 
漢字表記 平茸
別名・異名
other name
アワビタケ(鮑茸)
カキタケ(牡蠣茸)
カンタケ(寒茸)
オイスター・マッシュルーム
古名
old name
語源
etymology
和名の語源不詳。(傘の形状からか?)
属名はギリシャ語のpleura(=(肋、肋膜)とotos(=耳)の合成語からで、耳状の傘には多数の肋状のひだがあることから。
種小名は「カキ(貝)のむれ」の意。
学名sn Pleurotus ostreatus
英名n Oyster mushroom
仏名fr pleurote en (forme d') huître
独名de Austern-Seitlings
伊名it Precchione
西名es Pleeurotus
Girgola
Seta comun
Seta de ostra
Hongo ostra
葡名pt Cogumelo ostra
漢名ch 平菇
植物分類 ヒラタケ科ヒラタケ属
園芸分類 担子菌類
用途use 食用(※)
原産地
distribution
汎世界的
花言葉
解説 
description
ヒラタケは、ヒラタケ科のキノコである。概して晩秋に広葉樹の切り株や倒木に発生する。(因みに、掲載した写真は、1月の半ばに撮影したものである。とにかく降雪時期にも見られることは珍しくないと言える。)傘の形状は、半円形~扇形、或いは貝殻状と多様である。傘の径は5~20㎝程度とかなり大きくなる。柄は、傘の中心部からは外れてつく。柄には短毛が見られる。傘は、幼菌時には、饅頭形であるが、やがて生長と共に平開し、やがて老菌になると傘の縁は上方へと反転し、漏斗状へと変化することが多い。傘の色は灰色~ねずみ色であるが、褐色や青色を帯びることもある。傘の表面は滑らかである。概して多数が重なり合って発生することが多い。襞は白色で、幅も狭く密である。肉は白色。ヒラタケは、その食感から「アワビタケ(鮑茸)」とか「カキタケ(牡蠣茸)」等の異名を持ち、西洋社会ではやはり、その食感から「オイスター・マッシュルーム」の名で呼ばれ食用とされている。また、上述のように降雪時にも見られることから、「カンタケ(寒茸)」の異名をも併せ持っている。    
履歴 (※)今日、店頭で「シメジ」の名で販売されているのは、実際はこのヒラタケを人工栽培したものである。
県花・国花
古典1 『梁塵秘抄』、『今昔物語』
古典2 『下学集』、『和漢三歳図会』、『物品識名』
季語
備考